つっぱり式ロールスクリーンのオーダー方法と取付のコツ!

賃貸物件の窓際に穴を開けずに目隠しを取り付けたい、そんな悩みを抱えていませんか?

 

「窓からの視線が気になるけど、退去時のことを考えると壁に穴を開けられない…」「ロールスクリーンを付けたいけど、大家さんに断られてしまった…」など、賃貸に住む多くの方が同じような課題を抱えています。

 

そんな時におすすめなのが、オーダーメイドのつっぱり式ロールスクリーンです。工事不要で簡単に取り付けられ、窓のサイズにぴったり合わせて作れるため、スッキリとした見た目で快適な空間を作ることができます。

 

この記事では、つっぱり式ロールスクリーンの特徴や選び方、取り付け方法まで詳しく解説していきます。窓の形状や生地の種類、操作方法など、オーダーする際に知っておきたいポイントを押さえることで、失敗のない商品選びができるようになるでしょう。

 

賃貸物件での目隠し対策に悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。あなたの暮らしに合った理想的なつっぱり式ロールスクリーンが見つかるはずです。

 

つっぱり式ロールスクリーンとは?壁に穴を開けない賃貸向け目隠し

つっぱり式ロールスクリーンとは?壁に穴を開けない賃貸向け目隠し

つっぱり式ロールスクリーンは、窓枠に突っ張り棒のような支柱を設置して取り付ける、壁に穴を開けない画期的な目隠しアイテムです。賃貸物件でも安心して使える、工事不要の窓装飾として人気を集めています。

 

この商品が支持される理由は、その独自の取付構造にあります。従来のロールスクリーンは壁やサッシに直接ネジ止めする必要がありましたが、つっぱり式は窓枠の内側や外側に専用の支柱を圧着させるだけで設置できます。

 

具体的な特徴を見ていきましょう。まずは取り付け方法の簡単さです。専用の支柱を窓枠にセットしてからスクリーン本体を取り付けるだけなので、工具や専門的な知識は不要です。誰でも手軽に設置できるでしょう。

 

さらに、オーダーメイドならではの利点も魅力的です。窓のサイズに合わせて1cm単位でスクリーンを作れるため、既製品では難しい中途半端な窓サイズにも対応可能。デザイン性も高く、カーテンよりもスッキリとした印象に仕上がります。

 

もう一つ重要なポイントは、賃貸物件でも気兼ねなく使える点です。壁に穴を開けないため原状回復が容易で、引っ越し時も取り外して持ち運べます。支柱の跡も残りにくいので、退去時のトラブルを心配する必要はありません。

 

また、生活シーンに合わせて多彩な機能を選べることも特徴としてあげられます。遮光や遮熱、断熱などの性能を持つ生地を選択できるため、単なる目隠しとしてだけでなく、快適な室内環境作りにも一役買ってくれます。

 

このように、つっぱり式ロールスクリーンは工事不要で簡単に取り付けられ、賃貸でも安心して使える目隠しアイテムとして、多くの方に選ばれています。特にオーダーメイドなら窓にぴったり合わせられるため、見た目も機能も妥協のない窓装飾を実現できるのです。

 

つっぱり式ロールスクリーンのメリットと特徴

つっぱり式ロールスクリーンのメリットと特徴

つっぱり式ロールスクリーンの最大の特徴は、賃貸物件でも安心して使える取り付け方法にあります。突っ張り棒の原理で窓枠にしっかりと固定できるため、壁に穴を開ける必要がなく、工具も使わずに簡単に設置できるようになっています。

 

また、通常のカーテンと比べてコンパクトな設計になっているため、窓際のスペースを有効活用できます。生地を巻き取る収納式なので、使わない時はスッキリとした見た目を保てるのも魅力的でしょう。操作もスムーズで、お好みの高さで止められる構造になっているため、使い勝手の良さも特徴の一つといえます。

 

工具不要で簡単に取り付けられる

 

つっぱり式ロールスクリーンのもっとも大きな特徴は、誰でも簡単に取り付けられることです。工具や専門的な知識がなくても、短時間で設置できる手軽さが魅力になっています。

 

その理由は、専用の支柱を窓枠に押し当てて固定するだけという、シンプルな取付構造にあります。電動ドライバーやドリルなどの電動工具は一切不要で作業が完了できます。

 

具体的な取付手順を見てみましょう。

 

  • 支柱の長さを窓枠に合わせて調整する
  • つっぱりパーツを回して支柱を固定する
  • スクリーン本体を支柱に取り付ける

 

特に難しい作業はないため、DIY初心者の方でも30分程度で設置を終えることができます。支柱の長さ調整は手回しで簡単にできる仕組みなので、力仕事の心配もありません。

 

また、オーダーメイドのつっぱり式ロールスクリーンなら、取付部品一式がセットになって届くため、別途工具を用意する必要もありません。説明書も図解入りでわかりやすく、手順に沿って進めるだけで誰でも確実に取り付けられるでしょう。

 

もし取付時に不安な点があっても、メーカーのカスタマーサポートに電話やメールで相談できます。専門スタッフが丁寧にアドバイスしてくれるので、安心して作業を進められますよ。このように、つっぱり式ロールスクリーンは工具不要で簡単に取り付けられる、とても便利な窓装飾アイテムなのです。

 

賃貸物件でも安心して使える

賃貸物件で気兼ねなくインテリアを楽しめる、それがつっぱり式ロールスクリーンの大きな魅力です。壁に穴を開けないため、退去時の原状回復を心配する必要がありません。

 

設置跡が残りにくい構造になっているので、大家さんの許可を得やすいのも特徴でしょう。通常のカーテンレールのように、取り付け時に壁を傷つける心配もないため、賃貸物件での使用を検討している方におすすめです。

 

窓枠への圧着固定なので、賃貸契約時の制限事項にも抵触しにくいのがポイントです。多くの賃貸物件では、壁への穴開けや釘打ちが禁止されていますが、つっぱり式なら問題なく使用できます。

 

また、引っ越し時にも便利です。工具を使わずに簡単に取り外せるため、次の物件でも再利用が可能です。支柱の跡も残りにくいので、退去時の原状回復費用を抑えることができるでしょう。

 

生活スタイルの変化に合わせて付け替えができるのも魅力的です。模様替えの際も、工具なしで手軽に位置を変更できます。インテリアの自由度が高く、賃貸でも理想の住空間づくりを楽しめますよ。

 

万が一の転倒防止にも配慮された設計で、突っ張り部分にはすべり止め加工が施されています。地震対策としても安心感があり、賃貸物件での使用に適した商品といえるでしょう。

 

カーテンより省スペースでスッキリ

 

カーテンよりもスッキリとした空間を実現できる、それがつっぱり式ロールスクリーンの大きな特徴です。窓際の限られたスペースを有効活用できるため、特に狭い賃貸物件での使用に最適です。

 

その理由は、ロールスクリーンならではのコンパクトな構造にあります。カーテンのように生地がたっぷりと広がることがないため、窓際に家具を置いたり、植物を飾ったりするスペースが確保できます

 

また、使わない時は生地を上部に巻き取れるため、お部屋全体がすっきりと片付いた印象になります。カーテンのように横に寄せた時の生地の重なりもないので、見た目も美しく仕上がるでしょう。

 

さらに便利なのが、窓枠内に取り付けられる点です。窓枠よりも外側に出っ張ることがないため、エアコンの風の流れを妨げません。カーテンのように揺れ動くこともないので、空調効率を損なう心配もありません。

 

インテリアの雰囲気作りにも一役買ってくれます。オーダーメイドなら窓枠にぴったりフィットするため、まるで建具の一部のような洗練された印象に。カーテンよりもモダンでスタイリッシュな空間を演出できますよ。

 

収納時もコンパクトなので、お掃除がとても楽になります。カーテンのように床に触れる部分がないため、ホコリが溜まりにくく、掃除機がけもスムーズです。窓際の清潔さを保ちやすいのも嬉しいポイントですね。

 

このように、つっぱり式ロールスクリーンはカーテンと比べてより省スペースで機能的。限られた空間を有効活用したい方におすすめの窓装飾アイテムといえます。

 

つっぱり式ロールスクリーンの選び方

つっぱり式ロールスクリーンの選び方

つっぱり式ロールスクリーンをオーダーする際は、窓のサイズや形状、生活スタイルに合わせて細かな仕様を決める必要があります。まずは正確な採寸を行い、取り付け位置や操作方法、生地の種類などを順番に検討していきましょう。

 

快適に使い続けるためには、日当たりや換気の頻度、お部屋の雰囲気に合わせた生地選びがとても大切です。そのため、実際の使用シーンをイメージしながら、遮光性や透過性、デザインなど、様々な要素を吟味して選んでみてください。

 

サイズの測り方と注文方法

 

つっぱり式ロールスクリーンをオーダーする際、最も重要なのは正確なサイズ測定です。1cm単位での製作が可能なため、きちんと採寸することで窓にぴったりフィットする商品を作ることができます。

 

採寸のポイントは、取り付け位置によって測る箇所が変わってくることです。窓枠内に取り付ける場合は、枠内の幅と高さを3か所ずつ測り、最も小さい数値を採用します。窓枠外に取り付ける場合は、目隠ししたい範囲全体のサイズを測るようにしましょう。

 

具体的な測り方は以下の手順で行います。

 

  • 幅:左右3か所(上部・中央・下部)を測定
  • 高さ:上下3か所(左側・中央・右側)を測定
  • 奥行き:つっぱりポールが収まる深さを確認

 

オーダー方法は、多くのメーカーがウェブサイトで受け付けています。採寸値を入力し、取り付け位置や操作方法、生地の種類などを順番に選んでいく形式が一般的です。迷った際はカスタマーサービスに問い合わせできる体制が整っているので、安心してオーダーできるでしょう。

 

なお、窓の形状によっては標準的な採寸方法が適用できない場合もあります。出窓や斜め窓など特殊な形状の場合は、事前にメーカーに相談することをおすすめします。専門スタッフがベストな採寸方法をアドバイスしてくれますよ。

 

このように丁寧に採寸し、適切なサイズでオーダーすることで、美しく機能的なつっぱり式ロールスクリーンを取り付けることができます。採寸に不安がある方は、メーカー指定の採寸ガイドを参考にしてみてください。

 

生地の種類と機能の違い

 

つっぱり式ロールスクリーンの生地は、大きく遮光タイプ、遮熱タイプ、非遮光タイプの3種類に分かれています。それぞれの機能や特徴を理解して、お部屋の用途に合った生地を選びましょう。

 

遮光生地は、外からの光をしっかりとカットする特殊な織り方が特徴です。1級遮光から3級遮光まであり、数字が小さいほど遮光性能が高くなります。寝室や映画鑑賞を楽しむリビングなど、暗さが必要な空間におすすめですよ。

 

遮熱生地は、太陽光に含まれる熱を反射する特殊なコーティングが施されています。夏場の冷房効率を高めたい南向きの窓や、西日が強い部屋に最適です。断熱効果もあるため、冬場の暖房効率アップにも役立ちます。

 

非遮光生地は、程よい透け感で自然光を取り入れながら外からの視線をカットできます。昼間でも室内が暗くなりすぎず、やわらかな光で明るい空間を演出できるでしょう。

 

生地タイプ 主な機能 おすすめの設置場所
遮光タイプ 光をカット 寝室・映画鑑賞室
遮熱タイプ 熱を反射 南向き・西向きの窓
非遮光タイプ 視線カット リビング・ダイニング

 

生地選びのポイントは、お部屋の方角や1日の中での使用時間帯を考慮することです。朝日が眩しい東向きの寝室なら遮光タイプ、明るさが欲しいリビングなら非遮光タイプというように、部屋ごとに最適な機能を選んでいきましょう。

 

また、生地の色や柄によっても室内の印象が大きく変わります。ナチュラルテイストのお部屋なら素材感のある織柄を、モダンなインテリアならシンプルな無地を選ぶなど、インテリアとの調和も意識してみてください。

 

オーダー時には実物の生地サンプルを取り寄せることをおすすめします。実際の色味や透け具合、質感を確認することで、イメージ通りの仕上がりになりやすいですよ。

 

取付場所による選び方のポイント

 

取付場所に応じて最適なつっぱり式ロールスクリーンを選ぶことが、快適な窓辺づくりのカギとなります。

 

まず、窓の種類によって取付位置を検討しましょう。腰窓なら窓枠内への設置がスッキリとした印象に。掃き出し窓の場合は窓枠外に設置することで、出入りがスムーズになります。

 

また、窓の向きも重要なポイントです。西日が強い窓には遮熱効果の高い生地を、プライバシーが気になる1階の窓には遮光性の高い生地を選ぶといいでしょう。

 

特に注意が必要なのが、水回りの窓への取り付けです。浴室や洗面所など湿気の多い場所では、防カビ加工が施された生地を選ぶことをおすすめします。キッチンの窓なら油汚れが付きにくい撥水加工生地が便利ですよ。

 

収納や家具の配置にも気を配りましょう。窓枠内に取り付ける場合、網戸やサッシの開閉に支障がないか確認が必要です。窓枠外に取り付ける場合は、周辺の家具との干渉にも注意が必要です。

 

このように、取付場所の特性に合わせて細かな仕様を決めていくことで、使いやすく快適なつっぱり式ロールスクリーンを実現できます。迷った際は、専門スタッフに相談してみるのもいいでしょう。

 

つっぱり式ロールスクリーンの価格相場

つっぱり式ロールスクリーンの価格相場

つっぱり式ロールスクリーンの価格は、窓のサイズや選ぶ生地、操作方法によって大きく変わってきます。標準的な腰窓サイズ(幅90cm×丈90cm)で8,000円〜15,000円程度、大きな掃き出し窓サイズ(幅180cm×丈200cm)になると20,000円〜35,000円ほどが一般的な相場となっています。

 

生地の遮光性や付属品などのオプションを追加すると、それに応じて料金が上乗せされていくため、予算に合わせて機能を取捨選択することをおすすめしましょう。基本的なつっぱり式ロールスクリーンのオーダーメイドであれば、1万円台から始められますよ。

 

サイズ別の料金目安

 

つっぱり式ロールスクリーンの具体的な価格は、サイズによって大きく変動します。一般的な窓のサイズ別に、標準的な料金の目安をご紹介していきましょう。

 

小窓サイズ(幅45cm×丈60cm程度)の場合は、5,000円〜8,000円くらいで購入できます。トイレや洗面所などの小さな窓に最適な、手頃な価格帯となっているでしょう。

 

腰窓サイズ(幅90cm×丈90cm程度)になると、8,000円〜15,000円程度が相場です。一般的な寝室や居間の窓に最も多く選ばれるサイズで、価格と機能のバランスが取れた選択肢といえます。

 

掃き出し窓サイズ(幅180cm×丈200cm程度)の大きなものは、20,000円〜35,000円ほどになってきます。サイズが大きくなるにつれて価格も上がりますが、カーテンと比べると設置費用を含めても経済的といえるでしょう。

 

また、サイズだけでなく選ぶ生地の種類によっても価格は変動します。標準的な遮光生地であれば上記の価格帯ですが、高機能な遮熱生地や断熱生地を選ぶと10〜30%ほど割高になる傾向があります。

 

幅と丈のサイズによる価格の目安

 

サイズ 価格帯 適した場所
小窓 45×60cm 5,000〜8,000円 トイレ・洗面所
腰窓 90×90cm 8,000〜15,000円 寝室・居間
掃き出し窓 180×200cm 20,000〜35,000円 リビング・ベランダ

 

予算に応じて無理のない選択をするためにも、取り付けたい窓のサイズを正確に測っておくことをお勧めします。必要な機能を見極めながら、コストパフォーマンスの良い商品を選んでいきましょう。

 

つっぱり式ロールスクリーンの取付方法

つっぱり式ロールスクリーンの取付方法


つっぱり式ロールスクリーンの取り付けは、窓枠内と窓枠外の2通りの方法があり、それぞれの窓の形状に合わせて最適な設置方法を選びましょう。腰窓や掃き出し窓など、窓のタイプによって取り付け手順が異なりますが、専門的な工具は必要なく、付属の工具だけで簡単に設置できます。

 

取り付けの際は、まずサイズを正確に測って突っ張り棒の長さを調整し、次に両端の金具をしっかり固定することがポイントです。窓枠にピッタリと収まるように位置を微調整しながら作業を進めていきましょう。

 

取付手順

 

窓枠内への取り付けは、つっぱり式ロールスクリーンの基本的な設置方法です。工具不要で簡単に取り付けられるため、DIY初心者の方でも安心して作業できます。

 

まずは同梱されている部品を確認しましょう。支柱2本、スクリーン本体、付属の六角レンチが揃っているか確かめてください。部品の不足があると途中で作業が止まってしまう可能性があります。

 

基本的な取り付け手順は以下の通りです。

 

  • 支柱の長さを窓枠の内寸に合わせて調整する
  • 支柱を窓枠の左右に圧着させて固定する
  • スクリーン本体を支柱に取り付ける
  • 動作確認をして微調整を行う

 

特に注意が必要なのが支柱の圧着具合です。きつすぎると窓枠を傷つける可能性があり、緩すぎるとスクリーンが外れる危険性があります。少しずつ調整しながら、適度な強さで固定するのがコツです。

 

最後に、スクリーンをゆっくりと上下させて動作確認を行います。引っかかりや斜めになる場合は、支柱の位置や締め付け具合を微調整してみてください。

 

これらの作業は15分程度で完了できるので、休日のDIYプロジェクトとして取り組みやすいでしょう。完成後は窓枠にスッキリと収まり、まるでもともとそこにあったかのような自然な仕上がりになります。

 

よくある質問と解決方法

よくある質問と解決方法

つっぱり式ロールスクリーンを快適にお使いいただくために、よくいただく質問とその解決方法をまとめましょう。取り付け時の位置調整や突っ張り具合の確認方法から、毎日の使用における注意点まで、具体的なアドバイスをご紹介していきます。

 

また、生地のお手入れ方法や耐久性についても触れていきますので、長く美しい状態を保ちながら使用したい方は参考にしてみてください。トラブルを未然に防ぎ、快適な生活空間を作るためのヒントが見つかるはずです。

 

取付時のトラブル対処法

 

つっぱり式ロールスクリーンの取付時に起こりがちなトラブルについて、具体的な対処法をご紹介します。

 

取付時のトラブルで最も多いのが、支柱がしっかりと固定できないというケースです。これは窓枠の素材や形状によって起こりやすい問題ですが、専用のすべり止めシートを使用することで解決できます。シートを支柱の端に貼り付けることで、より安定した固定が可能になりましょう。

 

次によくあるのが、スクリーンが斜めに取り付けられてしまう問題です。この場合は、まず水平器を使って支柱が垂直になっているか確認してみてください。支柱が傾いていると、スクリーンもゆがんでしまうため、必ず垂直を保つように調整することがポイントになります。

 

また、スクリーンの巻き上げがスムーズにいかないというトラブルも見られます。これは支柱同士の間隔が適切でないことが原因となっているケースが多いようです。支柱の間隔は同じ長さになるように、上部と下部でしっかりと計測しながら取り付けを進めていきましょう。

 

窓枠に傷がつくのを防ぐため、取付前に必ず保護シートを貼ることをおすすめします。突っ張り部分だけでなく、スクリーンが触れる可能性のある箇所すべてに保護シートを貼っておくと安心です。

 

取付時に工具を使用する場合は、締め過ぎに注意が必要です。強く締めすぎると部品が破損したり、窓枠に跡が残ったりする可能性があるので、適度な締め付け具合を意識して作業を進めてください。

 

下記のような症状が出た場合は要注意です。

 

  • スクリーンを下ろした時に片寄りが生じる
  • 巻き取り時に異音がする
  • 操作時にスクリーンが引っかかる

 

これらの症状が出たら、一度取り付け直すことをおすすめします。無理に使用を続けると、部品の破損や事故の原因となる可能性があるためです。

 

作業がうまくいかない場合は、販売店のサポートデスクに相談してみましょう。経験豊富なスタッフが丁寧にアドバイスしてくれるはずです。焦って無理な取付をするよりも、専門家の意見を聞くことで確実な解決につながります。

 

お手入れ方法と耐久性

お手入れ方法と耐久性

つっぱり式ロールスクリーンは適切なお手入れと使用方法を心がけることで、5年以上快適にお使いいただけます。定期的な清掃と正しいメンテナンスが、商品の長寿命化につながるポイントです。

 

お手入れの基本は、月1回程度の定期清掃です。スクリーン生地は掃除機でほこりを吸い取り、汚れが気になる場合は固く絞った布で軽く拭き取ります。漂白剤や強いアルカリ性の洗剤は使用を避け、中性洗剤を薄めて使うことがポイントになります。

 

パーツごとのメンテナンス方法も重要です。

 

部位 お手入れ頻度 方法
生地 月1回 掃除機、拭き掃除
支柱 3か月に1回 乾拭き
操作部品 半年に1回 動作確認

 

耐久性については、一般的な使用で5〜10年程度の寿命が期待できます。ただし、直射日光の強い場所や頻繁な開閉が必要な窓では、生地の劣化が早まる可能性があります。そのため、遮熱性や耐候性の高い生地を選ぶことをおすすめします。

 

商品を長持ちさせるコツは、急激な操作を避け、ゆっくりとスクリーンの上げ下げを行うことです。また、結露が発生しやすい窓では、こまめな換気を心がけて湿気対策をすることで、カビの発生を防ぐことができます。

 

最後に、6か月に1回程度、支柱の固定具合やスクリーンの動作確認を行うことをおすすめします。緩みや異常を早期発見することで、突然の故障を予防することができるでしょう。

 

使用時の注意点

 

つっぱり式ロールスクリーンを快適に使用し続けるために、いくつかの重要な注意点があります。

 

まず、日常的な使用において最も気をつけたいのは操作方法です。急な上げ下げは生地の傷みや故障の原因となるため、ゆっくりと丁寧に操作することを心がけましょう。特にチェーン式の場合は、斜めに引っ張らず垂直方向に操作することが大切です。

 

また、窓を開けたままスクリーンを下ろす場合は要注意です。強風で生地が外に飛び出したり、雨が吹き込んだりする可能性があるため、天候の悪い日は窓を閉めてからスクリーンを操作するようにしましょう。

 

次に注意したいのが結露対策です。冬場は特に窓際で結露が発生しやすく、スクリーン生地が濡れてカビの原因となることがあります。定期的な換気と、必要に応じて除湿を行うことで、快適な状態を保つことができます。

 

長期間の使用には以下の点に気をつけましょう

 

  • 定期的な支柱の固定具合の確認
  • 操作部分の動作チェック
  • 生地の汚れや傷みのチェック
  • 結露やカビの発生状況の確認

 

特に小さなお子様やペットのいるご家庭では、スクリーンを玩具のように扱わないよう注意が必要です。チェーンやコードに絡まる危険性もあるため、安全な使用方法をしっかりと伝えることが大切でしょう。

 

このように、適切な使用方法を心がけることで、つっぱり式ロールスクリーンを長く快適にお使いいただけます。毎日の小さな心がけが、商品の寿命を延ばし、快適な窓辺の生活につながっていくのです。

 

まとめ

つっぱり式ロールスクリーンのオーダー まとめ

つっぱり式ロールスクリーンは、賃貸物件でも安心して使える画期的な窓の目隠しアイテムだということがおわかりいただけたでしょうか。

 

工事不要で簡単に取り付けられる点が最大の特徴で、窓枠にピッタリ合わせてオーダーできるため、見た目もスッキリと美しく仕上がります。カーテンと比べても省スペースなので、お部屋を広く使えるのも魅力的ですね。

 

選び方のポイントとしては、まずは正確なサイズ測定が重要です。窓枠内か外かで取り付け方も変わってきますし、操作方法や生地の種類によって使い勝手も大きく異なってきます。

 

価格は主にサイズによって変動しますが、オプション機能を追加することで快適性がさらに向上するでしょう。取り付けの際は説明書をよく読んで、窓枠の形状に合わせた適切な方法で設置していきましょう。

 

もし取り付け時にお困りの点があれば、メーカーのサポート窓口に相談してみてください。また、長く使い続けるためには適切なお手入れも大切なポイントとなります。

 

つっぱり式ロールスクリーンのオーダーを検討されている方は、この記事で解説したポイントを参考に、ご自身の窓の形状や使用環境に合った商品を選んでみましょう。快適な住空間づくりの強い味方となってくれるはずです。

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